香港出張報告 その2~生活編

香港出張報告 その2~生活編

香港の街は(意外にも)非常にきれいでした。SARS以降衛生面の
改善を強化した結果とのことです。落ちているゴミやタバコの吸殻などはむしろ日本の方がずっと多いのではないでしょうか。タバコのポイ捨てや道端に痰を吐くなどの行為が見つかると1,600円程度の罰金を取るといった政策の徹底が効いているようです。
次に、交通網と運賃が非常に良いのが嬉しいところです。香港国際空港に着いてすぐ購入できる3,300円程度の定期券を買えば3日間香港国際空港間往復電車と地下鉄が載り放題なのですが、一日で元がとれてしまいます。
またタクシーが安い!初乗り220円程度から20分程度乗っても6-700円程度で済みますので、日本の3分の1ぐらいでしょうか。
中心地からタクシーで20分程度のホテルでも一泊1万円で広くてきれいな部屋に泊まれてしまいますので、トータルで考えて中心地の高いホテルに泊まるよりCPが高いと言えます。
香港ではグルメが大きな楽しみの一つです。香港のレストランはそれこそ超高級グルメもありますが、真の醍醐味はガイドブックに載っていない地元人中心のディープなB級店にあります。入った瞬間は「えっ?」と思うような衛生的に不安がよぎる場末の酒場でも、座って10分も経てばすぐに慣れてしまいます。そして味が最高!東京では味わえない本場味付けの料理の数々を堪能し、大いに飲んで食って一人3,000円!なんてお店があるのです。お酒を飲まない人でも、おいしいラーメン一杯200円程度のお店が普通にある、と言えばイメージしやすいでしょうか。
一方で課題もあります。
一つは街の綺麗さとは対象的に、空気が汚いこと。車の交通量が多いことに起因すると思いますが、今後排ガス規制などで空気の清浄化に努める必要があるでしょう。
またこちらの方が重大ですが、トイレが少ないこと。公衆トイレがほとんどなく、駅やビル内のトイレは必ず鍵がかかっていて、管理者に鍵をもらわないと入れないことがほとんんどです。そのため、地下鉄内で催したときはさあ大変。一度改札まで上がって行って、スタッフに同行してもらい、鍵を開けてもらい、終わるまでそこで待っていてもらわなければならないのです。
「こんなにトイレが少なくて、香港の人たちはどうしているのだろう?」と思ってしまいますが、何と生まれた時からトイレが少ない環境で育っているため、香港の人々はトイレの回数が少ないのだとか(笑)。まさに適者生存の原理ですね。
日本はトイレが多くて本当によかったな~、と言うのが帰国後初の感想でした。