香港出張報告 その3~ビジネス編

今回の出張の大きな目的は、複数のIFAと接触することでした。
IFA = Indipendent Financial Advisor とは、いかなる金融機関からも独立して顧客サイドに立ち、金融商品の紹介・投資のアドバイス・投資一任契約の受託などを請け負う、金融ブローカーと呼ばれる機関です。
香港FSAの監督下で活動する彼らはアジアを中心に様々な金融商品を取り扱いますが、特に日本向けに主力となっているのは、 Unit-Linked Investment Insurance Product と呼ばれるいわばオフショアのファンド・オブ・ファンズです。
毎月3万円程度から積み立てられるため日本の顧客も急増しており、中には既に1万人以上の日本人顧客を抱えるIFAもおりました。国内投資信託などと比べて圧倒的なパフォーマンスの違いもありますが、何よりも公的年金を当てにできない老後のため、「ドル建かつ海外で」運用する必要性に気づいた日本のお客様が増えているようです。
投資戦略はIFAによって様々ですが、共通しているのは長期運用を前提としているため収益性と安定性を両立すべくリスク管理を徹底したポートフォリオを構築している、ということでした。こうした運用はどこで差が出るかと申しますと、リーマンショック時のような相場急落時に市場平均ほどの下落を免れることができ、結果として過去5年で30%以上のリターンを出しているIFAは普通にいます。
さて、IFAのダイナミズムはこうした積み立て型商品に留まりません。ユニバーサル・ライフという、生命保険にレバレッジをかけて家族や孫に多額の保険金を残す仕組みなどは相続対策として日本にもニーズがありそうですが、海外の情報がシャットアウトされている日本では考えもつかないでしょう。
また幅広い商品ラインナップの中には不動産も含まれており、サブプライム後まだまだ安値で放置されている米国の割安個人物件を紹介していただいたり、逆に我々が紹介できるニュージーランドの物件を中国で販売してはどうか、といった提案など彼らと話していると夢が拡がるばかりです。

これらのことはよほど信頼できる方からの紹介がないと、お互いにビジネスを進めることはできません。
香港でご縁をいただいた全ての担当者様と、今回の出張につきっきりでお付き合い下さった方に心から御礼を申し上げたいと思います。

~出張報告 おわり