No9ゆでガエル理論

Keep The Faith.

No9ゆでガエル理論

「賢者は最悪のシナリオを想定し、楽観的に行動する」

先の見えないこの時代、日本円だけの資産運用で大丈夫ですか?

何時からでしたか「ゆでガエル」という言葉が使われるようになったのは。

熱いお湯にカエルを入れると驚いて飛び跳ねる。ところが常温の水にいれ、徐々に熱していくとその水温に慣れていく。そして熱湯になったときには、もはや跳躍する力を失い飛び上がることができずにゆで上がってしまうというのです。

私たちはこのゆで上がったカエルを笑うことはできません。現代社会に生きる私たちも、慣れた環境に浸りすぎて変化に気づかず、変化だと察知できた時点では遅すぎて手が打てなくなってしまうことがよくあります。

きのう、ムーディーズによる日本国債の格下げがありました。今年1月のS&Pに続きムーディーズも動いてきました。この格下げ機関というものも、サブプライムローンを組み込んだ債権の格付けをAAAといつわり、その後の信用不安、リーマン危機をまねいた張本人ですからどこまで信用できるかわかりませんが。

ただいえることは、1997年タイで起こったアジア通貨危機のときも同じようなことが、1年前からS&P、ムーディーズのタイ国債の格下げが始まり、それをもとにヘッジファンドが徐々に売り仕掛けをする、その時はタイの国債は暴落しなかった、そこからタイミングをみて1年後の1997年急激な暴落をしかけられるのです。

現在、日本国債も20年債、30年債、40年債の値付きが悪くなっています、復興財源の新たな国債もなかなか出せない、民主党の総裁選でも消費税UPに持って行きずらい情勢になってきました。

窯のお湯の温度は急激に上がって来たのではないでしょうか?

もし、いままで先延ばしにしてきた財政赤字問題が行き詰ったら!

近い将来、国債市場の暴落、金利上昇、インフレ、円安など、今現在の状況と180度逆の状況も考えられるかもしれません。

将来のことは神様以外わかりませんが、国家のリスクと個人のリスクを切り離す発想が必要な時代になってきたのではないでしょうか。